【束の間の一花】原作のネタバレ|最終回の結末を解説!

束の間の一花|原作のネタバレ

漫画「束の間の一花」の最終回ネタバレをしっかりめに解説していきます!
漫画をお得に読む方法・ネットの声や感想などもまとめています。完結1〜3巻までのストーリー展開を一挙に紹介しますのでご一読ください。

ネタバレ1巻

大学2年生の夏、一花(いちか)は生きる希望であった萬木(ゆるぎ)先生と偶然再会しました。

一花は高校2年生の時、2年の余命宣告を受けます。それでももともと能天気な性格の一花は、周囲には明るく振る舞い心配させないよう努めていました。そうしている間に時は過ぎ、受験した大学に進学することを両親に頼んだのが、先生との運命的な出会いの始まりだったのです。

ゆか

初めて出会ったのは、大学登校初日。

改札口で定期を落としたところ、拾って渡してくれたのが先生。
大学へ着いたのも束の間、広い校内を彷徨い誤って入った教室が、先生が授業を始めていた教室でした。二人は出会い頭でぶつかってしまい「あれ?今朝の…」とお互いを認識します。

先生は、一花が新入生であるため教室がどこか困っている様子を察し、案内してくれました。「何回もご迷惑かけてすみません」と謝る一花に先生はこう返します。

「君が喜ぶと思ってしたんだ、どうせなら喜んでくれ」

こんな人がいるなんて..想定していなかった先生の返しに、一花は衝撃的な感動を覚えます。
そんな先生の人柄に一気に惹かれた一花は、すぐに先生の授業を取り、授業が終わると研究室を訪ね、先生を追いかけるようになっていくのです。

先生といる時間は特別で、時間を忘れてしまうほど。あっという間に余命宣告の2年を越し、一花は大学2年生になっていたのです。

ただ、先生は突然大学を辞めていました。

ゆか

そして最初のシーンに戻ります!先生との再会

もう会えないと思っていた先生を電車で見かけた一花は、必死に追いかけ引き止めると、先生が病気であることをはじめて知るのです。

その後、会うことができない一花は、先生が降りた駅で待ち伏せを決意。
大雨のなか待ち続けても先生は来ず、諦めて帰ろうとしたときに先生とすれ違います。
そのまま二人はファミレスへ。たわいもない話のなか連絡先の交換をします。

そして先生があと余命1年だと知るのです。

帰り道、激しい雨の中駅まで先生に送ってもらった一花は、思い切って告白をします。
「私、先生のことが好きです。ずっと」

ゆか

言い逃げして帰ってくるところ、胸キュンです

そんなこんなで、もやもやしながら過ごしていると先生から連絡が。
「今度会ってお話ししましょう。」

ゆか

そして二人は水族館で初デート

「会うのはこれで最後にしよう」と先生。
好きと言われて嬉しいが、ただそれだけ。どうか自分のことは忘れて幸せになってほしい、と。

二人は電車で帰り、別れ際にドアが閉まる瞬間、おもわず先生を引き寄せた一花。
「先生が死ぬほど好きなんです…」

ゆか

想いをぶつけた一花。その甲斐あって、また会おうと先生が考え改めてくれます

2回目のデートはプラネタリウム。次のデートでは先生の好きなカレーを作る約束も。
しかしそこで一花は発作を起こしてしまうのです。

ネタバレ2巻

そのまま入院し、先生に病気のことを打ち明けられずに悩む一花。そんな一花が心配で、弟の大樹は先生に「もう一花には会わないでくれ」と伝えに行きます。

それでも一花を心配で病院を探す先生は、偶然にも病院で一花と会い、次また会う約束を。
その後、無事に退院した一花は約束のカレーを作りに、先生の部屋へ遊びに行きます。

すると後日、先生の容体は急変してしまい、入院することに。

ネタバレ3巻

もしかしたら今日で最期かもしれないと感じていた先生はその夜、一花を連れて病院を抜け出します。

二人で最後の授業をしようと大学へ侵入。

ようやく教室に辿り着いた二人は、授業を始め…。すると警備員に見つかってしまい、通りがかった教授に助けてもらうことに。二人は教授の案内で講演できる屋外ホールで授業の続きを始めます。

先生が話したことは、自分自身の話。努力を重ねて手に入れたものも、やがていつかは離れていってしまう、失われてしまう、だから意味なんてない。一生は束の間なんだ、と。
突然、吐血した先生を一花が止めに入ると、素直な気持ちを告げられるのです。

「君といると幸せなんだよな、俺は君のことが好きなようだ。君とずっと一緒に生きたい…」

「私も先生と一緒に生きたいです」

ゆか

はじめて二人は両思いであることを確認し合います

「ごめんね こんなに待たせて。告白の返事…ずっと一緒にいよう。朝まで」

ゆか

許す!

体を心配する一花ですが、最後に二人の時間を大切にしたい先生は一花を説得。いまできること何でも叶えてあげたいと告げる先生。

丘の上で二人、星空を眺めたあと、一花の提案で海へ向かうことに。終電に乗って二人きりの車両。手を繋いだまま座り、寄り添う二人は時間が止まるよう願うばかりでした。

海につき、波と戯れながら話していても先生の体は限界に達していました。そんな中でも、先生は想いの丈を一花にぶつけます。
「もし…俺がくたばっても、君は悲しまないでくれるかい?
君に会えて俺は本当に幸せだったから。いい日々だったなって笑ってくれるかい?」

二人はそのまま海に横になりながらキスをして眠ったように動きません。
朝陽が差すと先生と一花はタクシーで病院へ戻り、その9日後に先生は一花の前から姿を消しました。

 最終回のネタバレ

先生と一花の死については最後まで描かれていません。

先生は、一花がお見舞いに行った後メッセージに既読がつかず、退院できる容体ではなかったのにも関わらず病院から姿を消していた。その足でマンションまで行った際に、先生の住む5階から遺品整理の業者が作業を行なっていたことから、もう逝ってしまったんだという現実を突きつけられます。

以降、一花は生きる目的を見失ったかのように無気力に部屋に閉じこもってしまいます。

一花はその後も、まだどこか現実を受け止めきれないまま成人式を迎え、当日は振袖姿で会場へ向かいます。道中バスのなか思い出すのは、先生の言葉。
無限の時間の中で、奇跡的に地球が完成したのと同じように、死んでもまた生まれて二人で同じ話をする時がくるんだろう。だから「終わり」なんてないのかもしれない..。

バスを降りて歩き出すと心臓が音を立てて苦しくなる一花。道につまづいて倒れてしまうと、先生の姿が目に映ります。幻覚となって現れた先生を追いかけるようにして走る一花。
先生はもういないのに、何のために生きているんだろう。どうせならもっと一緒にいればよかった。後悔と正解が見つからないまま気持ちのやり場に詰まる一花は、先生が望んでいた言葉を思い出します。「…そうですね、どうせなら喜ばないとね」

終わりがすぐに来ようとも、先生がくれたこの気持ちだけは何か意味があるように思えてならない。
ここから一花は登場しなくなります。

 

ゆか

それから1年後、大樹の卒業式のシーンへ

友達と別れて自転車で帰ると、昔もう一花には会わないでほしいと先生に告げた踏切の場所で突然、一花に言われた言葉が蘇ります。

自分がいなくなってからも、みんながほんの少しでも幸せでいてくれたらいいな、、という一花の願いを。

子供の頃のアルバムを見返して微笑むお母さん、”幸福が遠すぎたら”の詩を眺める大樹。

もう、一花はどこにもいないんだ、ということがわかります。

最終回の感想と解説

最後のシーンは、先生と一花が二人で「終わりなんてない」「じゃあ天国も地獄もない」という会話からはじまり..。一花は、終わりがあってもなくてもやっぱり死ぬのは怖いと明かします。この時、先生はまだ大学にいるので一花の病気については知らないころ。

「またここにきたらいい、そしたらまた一生分 話を聞いてやるよ」そう先生が笑顔で一花に言います。

一花は一瞬黙り込み微笑んで「私が来ないと他に誰もきませんもんね〜!仕方ないな〜」と冗談まじりに明るく返し、先生にあしらわれながら日常の中でお話は終わるのでした。

ゆか

短くても幸せだった日が確かにそこにあった、儚くて胸がギュッとなるラブストーリーは果てしなくピュアでした

束の間の一花をお得に読む方法

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※2022年10月調べ

上記の中から、お得な方法を選んで「束の間の一花」を読破しましょう♪

ネットの声

いよいよ2022年10月17日スタートする京本大我さん(SixTONES)、藤原さくらさん主演でドラマ化されるので、楽しみという期待の声も多くあがっていました!

ゆか

涙なしには見れないという方がやはり多い印象。

まとめ

どこまでも純粋な二人の一途で刹那の恋は、儚くも温かく、印象深く胸に残るお話です。

束の間の一花を読んで切ない想いに浸り、ドラマも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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