漫画「氷の城壁」の結末・ネタバレを紹介していきます。全117話で完結する、最終回までのあらすじをご覧ください。
氷の城壁を実際に読み終えた感想やネットの声も調査。また、お得に読む方法もお伝えしますね!
全話ネタバレ
1〜117話までの完結となっている「氷の城壁」の完全ネタバレ解説をしていきます。
まず、主要メンバーの性格やお悩みをそれぞれ紹介します。
主な登場人物 | 性格 | 悩み |
小雪(こゆき) | 孤高の女子、信じた人にだけ心を許す | 人と馴染めず、過去を言い訳にしすぎてしまう |
美姫(みき) | 評判の可愛さ、とは裏腹の元気いっぱい面白キャラ | 人から持たれるイメージとのギャップに苦しむ |
ヨータ | 穏やかで優しく勉強もできる、大好きな美姫の前ではおっちょこちょい | 望まなければ失意も味わずに済むと自分を押さえつけている |
ミナト | 誰にでも優しく器用で女子にもモテモテ、友達たくさんのいわゆる陽キャ | 否定しないことが優しさではなかったと気づき自己嫌悪する |
ゆか
ネタバレ1~30話
氷の城壁#21
— 定時 (@osaki_ni_) October 3, 2022
好きシーン pic.twitter.com/Mb5a0c3WZO
高校1年生の2学期。
近づくなオーラがギンギンで、同級生に”女王”と陰で呼ばれ、本人に自覚なく周りから恐れられていた小雪。過去の(五十嵐との)思い出などから、人と接することに強い抵抗を持っていました。
階段の踊り場にある鏡に、顔が怖いのか?自問自答しているところを突然ミナトに近距離で覗き込まれ、尻モチをついたのをヨータに目撃されるところからストーリーが展開していきます。
一方、小雪の親友である美姫は、クラスで可愛いともてはやされ本当の自分とのギャップに苦しんでいました。周りのイメージや期待に応えたい気持ちが優先してしまい、元気に笑いをとっていきたいボーイッシュな性格を押し殺しながら学生生活を続け、自分の中で限界がやってきます。
ヨータは、中学のときから塾が一緒で仲が良かった美姫をずっと片思いのままでいいと決意し継続中。徐々にそうでもなくなってきている自分の感情と、友達関係を壊したくない一心で葛藤しています。
ミナトはいつも人の輪の中心にいますが、一人きりでいる人を放っておけず、誰に対しても平等に話しかけ気遣うクセがあります。交際経験も豊富なのは相手に対して断る理由がないから、という本意から。告白された相手からフラれることを繰り返し、途切れない。本当に人を好きになったことなんてないんだと、友人や恋人によく指摘されていました。
ゆか
それからというもの、成績優秀なヨータとともにテスト勉強をするようになっていく小雪と美姫。
ゆか
こうして4人の交友関係が発展していきます。
30話に登場する月子は、小雪と図書係を任されることになり、クラスに馴染めない話を共通点に仲良くなっていきます。今後、高校生活において大切な友人の一人となるのでした。
ネタバレ31~60話
小雪とヨータの2人で美姫のバイト先にハンバーガーを食べに行ったことに、寂しさや嫉妬心を覚えるミナト。二人揃ってハンバーガーのアイコンに変更したことで心がざわつき、小雪がヨータに気があると勘違いしてしまいます。
次第にミナトは、ヨータといる時の楽しそうな小雪の自分に向けるリアクションや態度を比較するように。
ゆか
小雪はたまたまヨータのお母さんが後妻であることを知り、ヨータの行動を思い返してなんとか励ましたくなり話をする機会を設けます。ヨータの心のなかにある空虚な波に触れ、二人はさらに打ち解けあっていくので、美姫にも二人の関係を勘違いされるように。
ゆか
51話でミナト目当てに小雪に近づく後輩の桃香。ミナトの気持ちが小雪に向いているのを知り、ジワジワと距離を詰めてきます。同じ1年生の熱川真夏の妹、秋音も謎に小雪を監視。
姉の真夏と過去に因縁のある小雪は、その意図がなんなのか不穏な音に怯えます。
そんな中、ふとした瞬間ミナトの素でかわいい面を目にした小雪は、自分の本当の気持ちに気づくのでした。
ゆか
ネタバレ61~90話
体育祭で応援団となり無事、楽しい思い出が作れた小雪たち。写真を撮る際、ヨータに気持ちを勘づかれた小雪はミナトへの思いをヨータにこっそり打ち明けるのです。情報を共有してはしゃぐ小雪とヨータの様子を見て、美姫とミナトは二人がいい雰囲気だと誤解します。
ゆか
大好きな小雪が自分に向いていなくてかなしい、ミナト。
その後、体育祭の片付けをしていたヨータと美姫。上から落ちてくる段ボールから美姫を抱き込んで守ったヨータは動揺しすぎたあまり、ずっと隠していた美姫への気持ちが本人にバレてしまいます。
ゆか
気持ちを伝えて終わらせようと決意する、ヨータ
ちゃんと好きと気持ちを伝えたヨータに、誠心誠意だした決断はNO。美姫は罪悪感・喪失感でいっぱいに。
一方、ミナトは小雪に対して日々アプローチを試みますがいい反応が見られずに自信喪失状態。
ある日ミナトの気持ちに迫るべく、ヨータは小雪をどう思うのか問いただします。
しかし本音とは裏腹に「友達として大好き」と応えてしまうミナト。
偶然にもその話を聞いてしまった小雪と美姫。
そのあとすぐに小雪は美姫にミナトを想う気持ちを告げます。そしてミナトへの想いはそっとしまうことを決意するのでした。
両思いなのに行き違いが激しく、なんとももどかしい状況の最中。
桃香がミナトに告白します。「付き合ってください」
グイグイ迫る桃香の告白にやんわり断るものの、それでも良いから付き合ってと泣きのお願いをされ、いつものごとくミナトは桃香と付き合ってしまうのです。
文化祭を目前に、夏休みが訪れます。
学校で文化祭の準備を進める小雪は、桃香にミナトと付き合っていると聞き、後悔に苦しみます。
「もっと行動しておけばよかった..」
83話で秋音の思惑について明らかとなったのが、意外にも美姫の弟、優希への想い。
同級生でいつも明るく憧れだった優希が、小雪のことを好きだと勘違いしていた秋音。幸せになってほしいと願い、ずっと観察していたという経緯。因縁の姉とは無関係でほっとする小雪。
87話では小雪にとって最大の呪いである過去、五十嵐との雪解けとなる再会が。
小雪が中学時代の話で、当時嫌がらせをしてくる真夏が好意を寄せていた五十嵐。小雪は彼の一方的な想いを受け、二人は付き合うことに。それは真夏に対する仕返しとして。
そんな付き合い方をしても五十嵐のことを好きになれず、酷い言葉を突きつけて別れることにした小雪。その記憶が高校生になった今でも自分を呪っていたほど憎悪だったのです。
ゆか
ネタバレ91~最終回
夏休みが明け、文化祭も終わるころミナトは自分の体の異変に気づきます。桃香へ一生懸命向き合おうとするミナトは次第に無理を重ね、気持ちも追いつかず疲弊していくのみ。
それは相手のためではなく、自分のエゴであることにやっと気付かされて限界に達したとき、ミナトは桃香に別れを告げます。
ゆか
自分の過去の間違いに押し潰されそうになるミナトを小雪の誕生日プレゼントが救います。
美姫とヨータはまた友達のまま自然に過ごそうと試みますが、ヨータとの帰り道、美姫の気持ちに変化が起こります。
ゆか
後日、デートの帰りに告白することを決意し、美姫とヨータはようやく恋人同士になれるのでした。
そしてついに修学旅行先で小雪とミナトは両思いであることを打ち明けあって付き合うことになります。
最後は最初に出会った場所である学校の階段踊り場で、4人仲良くワイワイしているところで幕を閉じます。
氷の城壁の感想
小雪とミナト、美姫とヨータ、4人が高校生活で自然と仲良くなっていき、友情と恋愛の板挟みに翻弄する姿がかわいくて愛おしい。心の動きや仕草が胸に刺さり、噛みしめながら読んでしまうほどです。
ただ伝えておきたいポイントは、よくある青春ラブストーリーではないということ。
避けては通れない人間関係での心理が秀逸に描かれていて、共感と気付きを得られるところ。
はじめはミナトを敬遠していた小雪。ヨータのことを親友としか見れなかった美姫。
一方通行のように思えて苦しかったミナトとヨータそれぞれの想いが、さいごの最後に叶います。
最高にハッピーエンドで物語を締めくくり、読んだ後も気持ちがいい作品でした。
ゆか
氷の城壁をお得に読む方法
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※2022年10月調べ
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ゆか
ネットの声
待って〜!?!?氷の城壁無料48話までだったんだけど!!!!読ませろおおおあぁぁぁぁ
— 𝐒𝐢𝐣𝐢𝐦𝐢 (@SIJIMI1111111) October 9, 2022
氷の城壁でヨダレ出た 課金したろ
— 唯川 (@GoMikasu_10) October 9, 2022
最高ですよね氷の城壁…
— マキ (@zigzagmaki) October 9, 2022
氷の城壁とかいうクッソおもろい漫画と出会った
— 🕊🦒 (@zakki_hatring) October 9, 2022
絶賛の声が多数です。
まとめ
漫画「氷の城壁」は笑いあり、涙あり。イラストもセリフもセンス溢れる作品でした。
人の心理ってこうだよね..と誰にでも共感できる部分がうまく表現されていて、個性的な登場人物の掛け合いにほっこりします。
何度も読み返したくなるマンガ、お得に読める間にぜひ♪オススメです。